こんにちはzuzuです。
FileMakerの繰り返しフィールドって使い勝手が悪い・使いづらいなど様々なネガティブな意見を聞くと思います。自分もそう思って結構避けてきました。
ひょんな事から繰り返しフィールドを使ってみようと思い、実際に使用してみたところ言うほど使い勝手は悪くなくちょっと癖があるなって感じでした。
そんな感じで繰り返しフィールドの位置の所得方法は
- GetRepetition 関数
- 繰り返しフィールド[繰り返し位置番号]
上記2パターンがあります。
これらを使った活用方法を紹介します。
Loopを使った方法
たぶん併用することが多いと思います。
今回は自分が作成したものの中から1つ例をあげます。
変数を設定[$日付 ; 値: Get(日付)] 変数を設定[$月初 ; 値: Date(Month($日付) ; 1 ; Year($日付) )] 変数を設定[$月末 ; 値: Date(Month($日付) + 1 ; 0 ; Year($日付) )] 変数を設定[$日数 ; 値: $月末 - $月初] 変数を設定[$ループカウント ; 値: 1 ] Loop Exit Loop If [$ループカウント > $日数] フィールド設定 [繰り返し日付フィールド[$ループカウント] ; $月初 + $ループカウント - 1 ] 変数を設定[$ループカウント ; 値: $ループカウント + 1 ] End Loop
GetRepetition 関数を使うなら、Loop内のフィールド設定の箇所を
フィールド設定 [GetRepetition (日付フィールド ; $ループカウント) ; $月初 + $ループカウント - 1 ]
の形に変更してください。
このような形で今月の1日から月末まで繰り返しフィールドに日付を入れていきます。
繰り返し日付フィールド に条件付き書式を設定して当日に色を付けたりもします。
GetRepetition ( 繰り返し日付フィールド ; Get (計算式繰り返し位置番号) ) = Get (日付)
このような式で色を付けます。
直接リレーションを貼ったりは難しいですが、見せ方を考えるのにはとても使えるんじゃないかなと思います。
最後に
今回は、日付の見せ方に関しての紹介でしたが、他にもいろいろ使えるんじゃないかと可能性を見出せる繰り返しフィールドですね。
まだまだ凝った使い方を試せてないのでおいおいご紹介していけたらと思います。
それでは、今回はこのくらいで。
お読みいただきありがとうございました。